
ゴールデンウィーク真只中、いかがお過ごしですか。
あるアンケートによれば、今年のゴールデンウィークは、家で寛ぐか、近場で遊ぶという方が大半だそうです。物価高で先行きの見えない世相を反映しているようです。
いずれにしてもリフレッシュしてくださいね。
日本は物価が高水準で節約志向が強まる

さて、トランプ相互関税ショックに市場が動揺し、株価は乱高下、一時は160円近かった円も、130円台に突入するなど一気に円高です。
今までは、円安で潤っていた株価ですが、円高に移行し株価も急落しています。国の施策もあり、若い人たちにも普及してきたNISAですが、一気に下落に転じその暴落振りに右往左往している人も多いのではないでしょうか。経済に緊結しているので、興味を持たざるを得ないことはいいことですが。
問題となっているトランプ相互関税ですが、発表された当初よりも、少し落ち着きましたね。対外よりもアメリカの内政に問題が出始めたこと、90日間の猶予といいながら、各国が交渉を始めたことで、何らかの対策が見え始めたことで、ポジティブに変化したようです。
日本の状況はというと、今年の賃上げは、現時点で平均賃上げ率が5.37%と、昨年33年ぶりの高水準となった5.1%を上回り、今年も5%台は維持できそうです。
しかしながら、東京都区部の消費者物価指数も、生鮮食品を除き3.4%と1年9か月ぶりの高水準で、賃上げを打ち消す勢いです。
特に米含む食料は6.4%も上昇し、生活に直結することから、一般消費者は節約志向に入っています。今年のゴールデンウィークも家で寛ぐか近場という回答もうなずけます。
住宅ローン金利上昇を見越して消費者の動きは活発?

さて、そんな中、不動産の価格は高騰の一途です。
先日発表された不動産経済研究所によれば、
3月に発売された東京23区の新築マンションの平均価格は1億4939万円で、前年同月と比べておよそ2割上昇したとのことです。
神奈川県や千葉県なども含めた首都圏全体でも、前年同月より4割近く上昇し、1億485万円となったとのことで、なんと1億円超えです。
こんな物件を購入できる人がどれだけいるのでしょうか。
案の定、在庫も目立ち始め、中古マンションや割安な中古戸建ての購入に移行する人も増えてきています。
一方、土地を購入して注文住宅を建てる人はどうなっているのでしょう。
全宅連の調査によると、1月の100m2から200m2の土地の成約数は、前年比+59.6%と急増したとのことです。
やはり、今後も安くはならない、住宅ローン金利の上昇も怖いと消費者は動き出しているような気がします。
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