
朝晩めっきり寒くなりました。
日昼はまだしも、10度を下回る朝晩はコートがないと震える寒さです。ぎっくり腰やこむら返りなども、急激な気温低下で増えているとのこと。
急な運動などは特にだめだそうです。気をつけましょう。
変動金利の6ヶ月ごとに見直される金利に不安!

さて、住宅ローン控除の延長の可否の心配とは別に、住宅ローンの変動金利の金利上昇不安についての相談が増えています。前者はこれから住宅ローンを検討している人ですが、後者はすでに住宅ローンを組んでいる人です。
変動金利と言っても、5年間は返済額が変わらないのでは、5年後ならわかるが、どうして今不安になっているのと思われるでしょうが、6か月に1回金融機関から送られる返済表を見て、不安になるのだと思います。
変動金利は、5年間は返済額が変わりません。金利が上昇すれば、5年後に1.25倍を上限に返済額が変わります。現在10万円であれば、5年後には12.5万円を上限に変更される仕組みです。
しかし、5年間変わらないのは返済額です。
金利は6か月ごとに見直され、都度変更されています。
金融機関から送られてくる返済表には、その内訳が書いてありますから、返済額は10万円で変わらずとも、その内訳は元本9万円、金利1万円が、元本8.5万円、金利1.5万円と変更になるわけです。
これが6か月ごとに繰り返され、同じ10万円の返済額でも、元本8万円、金利2万円となれば、不安になるのは当然だと思います。
なかなか元本が減らず、先行きが見えなくなるからです。
変動と固定の差がどんどん縮まっている!?

銀行の変動金利は低い時で0.3%台、その時の固定金利はフラット35で条件によって異なりますが1.8%位、その差が1.5%もあれば、選ばれるのは変動金利ばかりでした。
ところが、最近の変動金利は平均すると0.6%台半ばまで上昇し、今後はさらに上昇気配です。一方フラット35の金利は多少上昇したとはいえ、11月現在で1.9%、変動金利との差はどんどん縮まっており、
変動から固定へ借り換えを検討し始めているお客様が増えています。
では、これから住宅ローンを検討する場合、変動か固定かどちらがいいのでしょうか。
これは、お客様の背景によって異なります。
比較的生活に余裕がある場合は、あえて金利が高い固定を選ぶ必要がなく、いざとなれば繰り上げ返済などで対処すればいいでしょう。
しかし、将来のライフプランに不安のある人などは、返済計画が将来にわたり確定する固定を選ぶべきでしょう。
まだまだ1%台というのは低金利です。
不動産の相続・賃貸経営のご相談は、ネクスト・アイズへどうぞ。初回相談は無料です。ご希望の方はこちらから
