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香港の高層マンション群火災から学ぶ! 避難経路の確認を!

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香港

皆さまも身の回りの火に注意し、避難経路を必ず確認しましょう!

 
12月に入りました。コロナ過の時には考えられない程に、忘年会や納会の予定がびっしりです。つい先日も会社の納会の場所を探したのですが、暦の関係で、12月26日は全店満員御礼状態だそうです。

私自身、12月はすでに確定しているだけでも10件以上。
会社の休日や土日を除けばほぼ毎日です。11月末から始まった忘年会ですが、すでに参加者の中には、体調を崩されての参加という方も多く、風邪やインフルエンザを移されるのは心配ですよね。くれぐれもご注意を。

香港の高層マンション群火災の原因とは

香港の高層マンション7棟で火災。なぜ7棟に燃え広がったのか・・・

さて、先週末の26日、ショッキングなニュースが飛び込んできました。
香港の高層マンション群火災です。

1棟ではありません。31階建てから32階建てが8棟連なる高層マンション群のうち、1棟から出火、あっという間に7棟に燃え広がったとのことです。
なぜ、7棟に広がったのでしょうか。不思議でなりません。

このマンションは築42年。約2000世帯、4600人が住んでいたそうで、その4割弱は、65歳以上の高齢者だったそうです。
今回は全ての棟で大規模修繕中だったとのこと。

間取りは、2LDK40㎡が主体で、中央のエレベーターや非常階段を取り囲むように部屋が配置されていたとのことです。
この構造も、被害を大きくした原因かもしれませんね。

被害は、わかっているだけでも死者150人超、けが人79人ですが、安否がわかっていない人も50名ほどいるということなので、今後はもっと多くの被災者が確認されるかもしれません。

原因は、大規模修繕の足場が竹で構成されていること、防護ネットが防災基準を満たされていない燃えやすいものだったこと、窓枠などにも燃えやすい発砲スチロールが使われていたことなどが挙げられています。

また、作業中の作業員の往来などで、火災報知器の電源が遮断されていたとの報告もあり、火災が起きていたことを知らずに逃げ遅れたとも言われています。

避難経路やはしご等の確認を!

マンションの避難経路の確認していますか?

くしくも、現在私が住んでいるマンションも大規模修繕中で、仮設の足場や防護ネットで覆われ、作業員が往来するので、中を覗かれないように、窓を閉め、カーテンを閉め切っています。

当然、作業の音や人の声が聞こえるので、これで火災が起きても、火災報知器のベルが鳴らない限り、気づかないと思います。

日本でも最近大規模修繕をしているマンションやビルが多いですよね。
日本では、防火基準が厳しく不燃性の仮設資材が使われており、避難通路の2方向性の確保や、スプリンクラーなどの設置基準もあるなど比較的安全だと思われますが、ああした映像を見ると不安になります。

今回の香港火災で、その構造から煙などが充満し、避難階段が使えなかったとの報告がありました。

少なくとも、バルコニー伝いに設置されている避難経路などに、物が置かれていないかどうか、下に降りる避難はしごが正常に利用できるか
など確認した方が良さそうです。

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