
気が付けば、新年が明けてから1か月が過ぎ、もう2月の節分です。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」のことわざ通り、いや、それ以上に月日が経つのが早いですね。
梅から桜へ、季節は春へと移り変わっていきます。
マンションの大規模修繕の費用はどこから出てくる?

さて、東京では、乾燥した晴天が続いています。
本来であれば、私の住んでいるマンションの一室からは、この冬場には雪化粧した富士山も見えるのですがが、今は何も見えません。
以前にもお話ししたとおり、マンションが大規模修繕中だからです。
最上階まで足場とネットで囲われ、ネット越しに差し込むわずかな光も、日中工事関係者が往来する関係で、カーテンを閉めなければならず、いつも暗やみの中で過ごしています。
8月から開始して、終了予定が3月末ですから、あと少しの辛抱です。
しかし、8か月間この状態が続くわけですから、不健康で不便です。
この大規模修繕ですが、通常は約15年周期で実施します。
外壁のタイルの浮きなどの確認調査の後の補修、屋上やバルコニー、共用部の廊下などの防水シートの張り換え、塗装部の再塗装など、マンションの規模にもよりますが、数億円にものぼる費用です。
この費用は、一体どこから出てくるのでしょうか。
答えは、長期修繕計画に基づき算出され、所有者が毎月負担している修繕積立金から充当されます。
管理費も毎月負担していますが、こちらは管理人や日常的な清掃などの維持管理などに使われます。
修繕積立金が不足?中古マンション購入時のポイント

この修繕積立金ですが、ここ数年の物価上昇で、積み立てた金額と工事費が合わず大変なことになっているそうです。
先週の日経新聞によれば、修繕計画に対しての積立金が不足しているマンションは、36.6%とのこと。
不足かどうかもわからないマンションが23.5%もあることから、実体はかなりのマンションが不足しているのでないかとのことです。
不足しているということがわかったらどうなるかというと、所有者全員で負担している毎月の修繕積立金を上げるしかありません。
過半数の同意が必要な決議ですから、そう簡単ではないですよね。
修繕積立金の目安として、国土交通省がガイドラインを設定しています。2011年が最初で、こうした事案もあり、2024年に改訂されています。
2年前に改訂されてはいますが、もう追いつかない程、人件費や建築資材が上昇しているのが事実であり、20年、30年前に購入したマンションなどは、なおさら積立金の額と修繕工事の額の開きが相当あると思われます。
新たに中古マンションを購入する際は、
長期修繕計画書の確認といつ作られたか、そして次回の修繕計画の時期と積立金が不足していないかを確認してください。
最終的に所有者が負担するものなので、少ない戸数よりは、50戸以上の中規模以上のマンションの方が、負担軽減が少なく、比較的安心だと思います。
不動産の相続・賃貸経営のご相談は、ネクスト・アイズへどうぞ。初回相談は無料です。ご希望の方はこちらから
