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長かったゴールデンウィーク休みも終わり、今日から出社という方も多いのではないでしょうか。なんとなく気力も上がりませんね。新社会人も含め5月病にもなりがちです。しっかりと仕事の目標を定め、気力を回復させましょう。
 
弊社でも、今年からゴールデンウィーク休みを採用。明けの朝礼で過ごし方を聞いたところ、実家に帰った者、家族旅行に行った者、自主的に異業種交流会に参加し、新しい人脈作りに励んだ者など多種多様でした。一番可哀そうだったのが、管理物件の上層階から水漏れがあり、業者の手配や下層階の養生とホテルへの避難などの手配に追われた者です。6日間の休みの内ほとんどをオーナーさんとのやり取りに苦心していました。
 
私はというと、3日間ほどは会社に出ていましたがほとんどを家で過ごしました。休み慣れしていないのと計画性がなかったのがその理由です。それでも1日は母親のいる施設に行き、銀座で妹を交え食事会をしました。
 

 
歩けない母親のために車で移動したのですが、銀座はごった返し。歩行者天国の道が多く、路地裏も人が多く、駐車するのに苦戦しました。89歳になる母親は、認知症が進み、足腰も弱いのですが、食欲だけは旺盛で和食ですが一人前をペロリ。喜んでいたのが何よりです。
 
それにしても外国人の多さにはびっくりさせられました。日本人だと思っていたら、会話を聞くと中国人や韓国人か台湾人かわからず。また、欧米からの観光客も目立ちました。
 
 

ゴールデンウィーク前に160円まで進んだ円は帰国時には152円台に

 
旅行前にドルを買ったときは、円安であまり買えず、帰国後に余ったドルを円に交換する際には、円高で少なくなるという皮肉な結果になったようです。ただ飲食・観光業界は、コロナ過で壊滅状態でしたから、このインバウンドの復活は嬉しい限りですね。円安が効いているのか、みなさん消費意欲も旺盛のようです。
 
その反面、テレビなどの報道を見ていると特定の観光地で、“オーバーツーリズム”という現象が起きているようです。
 
 

オーバーツーリズム

 
“オーバーツーリズム”とは、訪問客の著しい増加が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響や、観光客の満足度を著しく低下させるような状況を指す言葉だそうです。
 
富士山の見えるコンビニの前に群がって、交通の安全性を妨げたり、ごみなどを放置したりする行為や、京都などでは観光客がバスを専用するお陰で住民のバス移動ができなくなったりしているそうです。
 
また進んだ円安も、悪いことばかりではないようです。牛肉などは輸入牛も国産牛も同価格へ、それなら国産牛を買いますよね。こうした円安時には、国内の産業が潤います。
 
円安には円安のメリットが、円高には円高のメリットがあるようです。
 
 

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