急に寒くなりました。朝晩の寒さは、薄手のコートだけではしのげません。11月も後半に入るのだから、当たり前といえば当たり前ですが・・・。
急な季節の移り変わりに戸惑うばかりです。
戸建てよりマンションの方が防犯上は安全?
さて、世の中では「闇バイト」による強盗致傷事件が頻発しています。この「闇バイト」ですが、実行犯はすぐ捕まるのですが、海外経由のアプリなどが連絡手段なので、首謀者にはなかなかたどり着きません。
そして実行犯の動機は、ほとんどが生活困窮。
当座のお金が主目的で、どうせ日銭がなく普通には暮らせないのだから、捕まってもOKという感じで犯罪に手を染めています。
したがって強盗の手口も、今までのプロの手口と違って大胆です。空き巣ではなく、人がいてもお構いなし、静かに入るわけでもなく、堂々と玄関から、あるいはガラスも大胆に割って入ってきます。
こうなると今までの防犯対策では防ぎようがありませんね。
一般的な防犯対策には、以下のようなものがあります。
1.セコムやアルソックのようなホームセキュリティをつける
2.防犯カメラや人感センサーライトをつける
3.窓ガラスは割にくい防犯ガラスとする
4.各窓にシャッターもしくは面格子をつける
5.外壁に面した外の床面に音が鳴る砂利をしく
・・・などなど
しかし、ホームセキュリティや、防犯カメラや人感センサー、防犯ガラスなどは、侵入するのに時間がかかり、面倒だというプロの抑止策にはなっても、大胆に入る「闇バイト」の手口ではあまり効果はなさそうです。
捕まったら大変だという意味では、音や光を発する方が効果的ですし、家にいる人たちへの警告にもなり、身の安全の確保にもつながります。
しかし、何もやらないよりはましで、現にセコムやアルソックなどのホームセキュリティの申し込みが戸建てを中心に増えているそうです。
先日捕まった人間が、マスコミのインタビューで話していました。特殊詐欺などは、対策が浸透してきているのでやりづらいから、今後は、生活困窮者を利用した「闇バイト」のやり方は増えるだろう。
また、マンションの方が防犯上は安全、戸建てを狙った方が断然楽とも話していました。こうした定義が広まっていくのが怖いですね。
土地価格の上昇、建築費の高騰で一戸建てを検討する方が減っている中、防犯上から住まい方としてマンションを選択する人が増えてきそうです。