
5月も中盤となり、一足早く九州南部などは梅雨に入りました。
気温も上昇し、湿気のせいか蒸し暑くも感じられます。会社ではクールビズも開始され、半袖の人も出てきました。
いよいよ暑い夏が始まります。
空き家に年間で何十万も・・・!

さて、先日実家の町役場から固定資産税の納税通知書が届きました。
5年前に父が他界し、母親を東京の施設に入所させた関係で、空き家となっている実家です。
地方では、早いところで4月末位から届き始め、東京では5月の末から6月の初旬にかけて届くのが一般的です。
土地は、駅から徒歩5分の街中にあるのですが、田舎ですから2万円程度。
ところが建物は父が生前、鉄骨のハウスメーカーで建てたものですから築30年位経過しているのですが、10万円近くします。
合わせて12万円程度となり、誰も住んでいない空き家に、5年間で60万円も支払っています。
また、その他にも以前話した通り、庭の草木の管理費用や、アルソックへ依頼している管理料、浄化槽も止められないので毎月の電気代、墓の檀家料や年に2回程様子を見に行く交通費などを合わせると、固定資産税と合わせて年間に70万程かかるので、5年間ですでに350万円も支払ったことになります。
もったいないですね。いつまでこれが続くのでしょうか。
売却も考えていますが、母が存命のうちはとなかなか前にはすすめません。
みなさんの中にも同様な人がいるのではないでしょうか。
まだ、町中ですから安価でも売却は可能ですが、売却できない空き家なども全国には多数あります。こうした人向けに以前は1円売却だとか0円売却だとかが話題に上りましたが、今は空き家引き取りサービスという業態が出てきており、様々な問題を引き起こしています。
宅建業者ではない「空き家取り引きサービス」でトラブル多発

国交省の調査によれば、インターネット上でこのサービスを提供している事業者は59社で、内宅建業者は38社だそうです。
つまり、21社は非宅建業者であり、宅建業法の規制がおよびません。
したがって、重要事項の説明義務などもなく、契約後のトラブルも多いとのことです。
ただ同然あるいは50万円で引き取ってもらった後、本当は資産価値のあるものだった、あるいは何らかの瑕疵が見つかり契約後に200万円請求されたなどのトラブルです。
・契約不適合責任などは免責にしてもらうこと
・司法書士などを間に入れ、所有権移転登記と同時に引き取り料金を支払うこと など
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