
梅雨の晴れ間なんていうものではなく、完全に夏ですね。
梅雨前線消滅なんて言葉もでるように、連日の猛暑に体もついていきません。梅雨明けも早いようで、今年は長くて暑い夏の様相です。
梅雨明け予想は7月上旬ごろ

先日、気象協会は、1回目の「2025梅雨明け予想」を発表しました。
これによると、九州から東北にかけて、梅雨明けする可能性がある時期は、早ければ6月末~7月初め頃、もしくは7月中頃と考えられるとのこと。
幅のある予報を踏まえて、7月上旬ごろに梅雨明けとしています。
すでに梅雨明けしている沖縄・奄美地方は別にして、全国ほとんどの地域は、6月の第二週から梅雨入りしています。九州・四国では6/8、関東甲信では6/10、東北は6/14でした。
ところが梅雨空だったのは一瞬だけで、先週からは一転して夏空で猛暑。今週に入り、天候は少しぐずつき気味ですが、関東では引き続き夏空です。
このまま雨が降らない日が続けば、例年関東では7月20日前後の梅雨明けが、予想通り、7月の初めには梅雨明けになってしまうのではないでしょうか。
猛暑と水不足は野菜・果物・お米に影響・・・

こうなってくると心配なのが水不足です。
関東の水系別のダムの貯水率は、合計80%と例年と比べても同水準ですが一部のダムなどは40~50%程度まで落ちてきています。
例年では、これから梅雨が本格化し、1か月程度は雨が降ることで貯水できるのですが、梅雨明けとなればそれも満たされません。
長い夏を乗り切るだけの水の確保が心配されます。
また、これだけ空梅雨だと、野菜や果物などの影響も心配されます。
このところの猛暑と雨が降らないせいで、野菜や果物が育たないということも報道され始めました。
米も同様ですね。5月の田植えから、稲穂の成長を促す梅雨の存在は大きいように思います。35度を超える猛暑に、水不足は、米の品質や収穫量に大きく影響すると思われます。
令和の米騒動は、小泉さんの備蓄米の放出で、米の価格が下がり始め、どこかに貯めこんでいた銘柄米も店頭に安く並び始めました。
しかし、100万トンとも言われる政府備蓄米もほぼ放出され、残りはわずか。
これで水不足と猛暑により、秋の新米が作柄不良で令和の飢饉にでもなったらどうなるのでしょう。
ちょっと心配ですね。
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