
7月も最終週。今週末からは8月です。
猛暑続きで外出するのもためらわれ、かといって冷房の効いた会社や部屋に1日いると体がだるくなって冷房病になってしまいます。
毎日一苦労ですが、もうすぐ夏休み。
あとひと踏ん張りです。
北海道が39度超え?例年にない異常な暑さ

さて、毎日本当に暑いですね。東京では35度を超える猛暑続き。しかも夏特有の夕立もありませんから、アスファルトからの反射熱がすごく道路に立っていられない状況が続いています。
こういう時は北海道が過ごしやすいと思っていたら、7月の北海道は、東京の比でない暑さの日も。札幌、北見、帯広では39度超えと、沖縄よりも10度高いという異常な現象でした。
気象庁のデータによれば、札幌の7月の平年値は、最高気温25.4度、最低気温17.9度で、平均気温は21.1度ですから、35度を超える猛暑日が続くとなると、これは経験のない暑さということです。
気になるのが、エアコン普及率

最近の調査では、札幌市が49%、旭川市が35%、函館で28%だそうです。この数字は、ここ数年間で急激に増えたとのことで、寒さ対策は万全でも暑さ対策には全く対応していなかったことがうかがえます。
また大都市でこの数字ですから、以外の地方ではかなり低いと思われます。小学校、中学校などでも、エアコンが完備というのは少ないでしょう。
東北、北海道という地域は、雪や寒さ対策のため、夏休みが短く、冬休みが長いという日程を組まれていますから、8月からが夏休みです。
今も授業中ということで、生徒も先生も大変な苦労だと思います。
特に高齢者は熱中症に要注意!今までの習慣は通用しません

一方、高齢者の方も大変だと思います。
前述のようにエアコンという文化がありませんから、この異常気象に暑い部屋の中で扇風機だけというのは大変危険です。家の中にいても熱中症で救急搬送される方も多いとのことです。
私の父親も5年前の8月に88歳で他界しましたが、死因は脱水症状による冠動脈がつまる冠不全。東北の豪雪地帯だったため、エアコンがない状態。
北海道と同様、昼間は扇風機で十分、盆地のため、夜は窓を開けていると寒い位という地域でした。
もちろん学校にもエアコンはありません。
その上、水分補給は熱いお茶をすする程度というのが高齢者の慣習でした。検死の時に医者に、最近こういうケースが町で増えていると言われました。
お茶には利尿作用があり、飲んだ分以上に体の水分を奪ってしまうとのこと。
温暖化なのか地球がおかしくなっています。
今までの慣習は通用しません。特に高齢者は今までの慣習を変えることが難しいですが、命にかかわることですから無理やりにでも変えることが必要だと思います。
とにかくエアコンと水分補給です。
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