
お盆真っ只中です。全国的に前半は天気がよくありませんでしたが、後半はよさそうです。
実家に帰ってゆっくりするのもよし、海や山にレジャーに出かけるのもよし、しっかりリフレッシュしましょう。
空き家になった実家へ、固定資産税などの出費を考え売却へ

さて、弊社はというと水曜日が定休日の関係で、13日から8日間の夏季休暇となりますが、私は先週の火曜、水曜の定休日を生かし、空き家となっている実家のある福島に帰省してきました。
施設にいる母親の記憶のあるうちに、実家に連れて行ってあげたいというのが主な理由でしたが、実はもう一つの理由がありました。
それは、実家の売却査定で近くの不動産会社と会う約束をしていたからです。
父親が亡くなって丸5年。固定資産税やら庭の維持費で帰省費を含めると年間で約70万円の出費ですから、約350万円かかりました。
そこで5年を機に、妹とも相談し、売却しようと決断しました。
同様に空き家となった実家を売却しようと悩まれている方は多いと思います。少しでも参考になればと思い、経緯や問題点をご紹介します。
3社の売却査定を実施した結果

物件の概要は、敷地がローカル線の駅から徒歩3分の約130坪。
建物は築26年の軽量鉄骨造の2階建てで、4LDK+納戸という間取りで約50坪あります。
大手ハウスメーカで当時の請負契約書を見ると請負金額は5000万円超でした。
まず、空き家の買取りを行っている大手の不動産会社2社に、売却する上での買取り査定を依頼しました。
A社は950万円、B社は1100万円の回答でした。
次に、地元で一番信頼できそうな不動産会社Cにメールしました。
その対応が良かったことと、その後の電話での応対が丁寧だったので、会う約束をし、中を見てもらった上で、査定をお願いしました。
すると翌日には、役所調査などのレポート付きで回答がきました。
査定金額は1598万円。
田舎と言えども、最近は建築費が高くなり、土地価格が数百万円でも、新築はニーズが合わず、売れ行きが悪く、良質な中古住宅を求めている人がいるので、査定額よりも高く売れるのではないかとのことでした。
査定時は、地元の会社も入れて検討することが重要

一番3社の違いに驚いたのが、片付け処分費です。
全国的に大手と言われるA社とB社は、現場の状況も見ないのに200万円位はかかるのではないかとのことでしたが、
地元のC社はおそらく60万円位でいけるでしょうとの回答。
私自身もよく相談されるので、経験上200万円を鵜呑みにしていました。
A社とB社は950万円と1100万円の買取り価格とは別に、片付け処分費200万円がかかるとすれば手取り額は大きく減ります。
やはり東京からの査定では、査定額は低く、諸費用は高くというのが基本なのでしょうが、これだけ違うとうなってしまいます。
大切なのは、大手だからといって完全に信頼しないこと。
そして地元の不動産会社も入れて検討することだと思います。
進捗がありましたら、またご報告します。
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