
先週末から気温が上昇、早咲きの河津桜も見頃宣言とまるで春の様相です。
でもここから本当の春を迎えるには、三寒四温を繰り返しますから油断は大敵です。
体調にはくれぐれもご注意を。
「親の介護」と「老後のシニアプラン」の悩みが多い!

さて、還暦を過ぎ、あっという間に私もあと数か月で63歳。
この年になると、大学の同期はもちろんのこと、先輩、後輩からいろいろな相談を受ける機会が多くなってきています。
抱えてる悩みはみな同じで、異口同音に出てくるのが親の介護の問題と自身の健康問題からくる老後のシニアプランについてです。
- 親が施設に入っていて実家が空き家になっているのでどうしたらいいか
- 相続が発生しそうだけれども、どう備えたらよいか
- 売却したいけどどのくらいで売れるのか
- 自身が住んでいる自宅をリフォームしたいけどいくらかかるのか
- 自宅を売却して生活が楽なマンションに住替えたいけれど資金的に可能か
などなどです。
こうした問題は、同世代に多い悩みですね。
客観的な数字を算出すれば、自身の資産と併せて検討すれば、ある程度方向性と結論が導き出せると思います。
しかし、複雑な問題もあります。
借地権の地主(単身)が亡くなった場合どうなる?

つい先日、大学の同期からこのような相談がありました。
現在、借地権で住んでいる家があります。地主との借地権の交渉から、建築に至るまで私がコンサルでお世話した家です。
先日、底地権を持っている地主さんが亡くなったそうです。
日頃よりお付き合いがあったらしく、両親も配偶者も子もいない身寄りのない地主さんだったらしく、今後どうなるのかという相談でした。
心配なのは、友人も、2年前に母親を亡くしたとのことで、借地契約書も登記簿上の建物の所有者も母親のままとのことで、借地権が無効になり、土地を返せと言われないかということでした。
まず、身寄りのない地主さんの財産の相続が誰になるのかという点です。本当に相続人がいないかどうかは司法書士が調べるでしょうし、誰もいなければ国庫に帰すということで、国が所有することになります。
しかし、相続の結論は待つしかありません。
次に、借地権が無効になり、土地を返せと言われないかどうかですが、借地権も母親名義であろうと、自動的に相続では相続人に借地権は引き継がれることになり、誰が底地権を所有しようと、土地を返せとは言われません。
ただし、問題は登記簿上の名義が母親のままであることです。
借地権上は問題ありませんが、2年前の4月に相続登記の申請が義務化されたことにより、このままだと10万円の過料となることをアドバイスしました。
意外と知らず、そのままにしているケースが多いようです。
今後は、底地権者が誰になるかにより、
そのまま継続更新となるのか、あるいは借地権を売って欲しい、または底地権を買って欲しいとなるのか
その時にいっしょに考えようということになりました。
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