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新型コロナウィルスの感染 日本の景気に影響!

1月も終わり、2月です。本当に早いですね。お正月から1か月が経つなんて信じられません。忙しい年度末を過ごしているうちに桜の季節へ、そして真夏のオリンピック。
先のスケジュールを考えているうちに、またお正月を迎えそうです。

 

さて、中国発新型コロナウィルスの感染が世界中で広がっています。倍々ゲームのように感染者が膨れ上がり、死者も多数出ています。
日本においての感染者も増え、自己防御でマスクをし、外出先から戻れば手洗いやうがいを励行しましょう。

 

中国武漢が発症源とされる新型コロナウィルスですが、中国政府はその対策にやっきです。武漢の街は閉鎖され、交通網は遮断され、出ることも入ることもできません。

中国政府は、1月24日から中国国内の団体旅行を停止していましたが、さらに27日から日本を含む海外旅行の停止を決定しました。さすが社会主義国。対応が早いですね。でも発症当時の対応の遅れが取り沙汰されており、武漢で公表されている人数は5%程度とも言われています。

 

時期は春節真っ只中。春節とは中国のお正月で伝統ある祝い事であり、中国だけではなく、全世界の華人にとって最も大切な伝統的な祝日です。

春節は国民の祝日で、多くの人は一週間の連休になります。
2020年は1月24日の土曜から1月30日の木曜までの7連休です。

中国ではこの春節の時期に国民大移動と言われるように、14億超の人々が中国国内ばかりでなく、全世界に旅行に出掛けます。

 

 

旅行先の一番人気が日本。昨年は同時期に70万人超の中国人が日本を訪れ多くの観光と買い物をしていきました。今年も同様に観光業や店舗などではインバウンド効果を期待していたと思われます。海外旅行の停止の決定は、こうした方々にとっては大きいですね。

 

また、わが住宅・不動産業界においては、昨年の10月の消費税増税以降、消費者の消費意欲が目に見えて低下し、景気後退がささやかれていました。株価の堅調さだけが、景気後退を目に見えない形にぼかしていたと思います。

 

ところが、この中国発信の新型コロナウィルスの全世界の感染により、一気に株価が押し下げられ、景気の後退が肌で感じてくるのが心配です。

 

早めに終息し、オリンピックムードにもっていきたいところです。

 

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