2月も半ばです。まだまだ朝晩は寒いですが、昼間は15度を上回る気温の時もあり、コートいらずです。随所に梅も咲き始めました。こうした三寒四温を繰り返しながら、春がやってくるのを実感します。
来月7日まで緊急事態宣言は延長されましたが、この暖かさとともに、感染者も減少傾向。油断はできませんが、このままワクチン接種も始まりますから、通常の日々に戻るのも光が差してきたように思います。
さて、コロナ騒動も1年が過ぎ、さまざまなデータが出てきています。
先週末にはこんなデータが。
「支出落ち込み最大」「貯蓄は最高水準に」「家計、消費余力ため込む」
・・・6日付け 日経新聞見出し
本来は景気が落ち込むと、収入も減り貯蓄にもまわせないのが経済の一般的なパターンですが、このコロナ過では違うようです。
飲食店やサービス業、観光業などの一部の業種は別として、この自粛期間中では、消費したくてもできないこと、一方では定額給付金などの支援を受け、収入は変わらずもしくはいつも以上という方が多かった結果だと思います。
弊社でも、幸いにも売り上げはそれほど落ち込んでおりません。最近の社員の口癖は、テレワークや残業がないのは嬉しいけど早く自由に食事に行きたい、飲みに行きたい、旅行にも行きたいなど。
ストレスは溜まっているみたいですが、同様にお金を使わないので貯蓄は増えたという意見をよく耳にします。生活もままならない方にとっては本当に贅沢な悩みですが、こうした人が多いということでしょう。
ワクチンが浸透し、コロナが終焉に向かえば、この鬱積されたストレスは一気に消費に向かうことが予想され、早ければ秋口位から、遅くとも年末には爆発しそうな勢いです。
今苦しい方々にとっては、これは逆に朗報だと思います。消費が落ち込んだのは、心理的に経済が圧迫されたのにすぎず、もう少し辛抱すれば、必ず一気に爆発することが予想されるからです。
そのためには、今苦しんでいる人に対しての国の支援は必要ですね。国民全員に一律ではなく、困っている人にピンポンイントにです。私の個人的な意見ですが。
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