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“空き家EXPO2022”のご来場御礼とご報告

先週半ばから気温が急降下。最高気温が13度と真冬の寒さに衣替えも間に合わずと思ったら、今度は28度と気温差15度で体調管理が大変です。自律神経の対策は首を伸ばすことらしいので、ご自身でやってみてください。

 

さて、先週末は弊社の年に一度の大イベント“空き家EXPO2022”が新宿で開催されました。今日はそのご報告です。

 

初日に泉谷しげるさん2日目に松本明子さんの講演会がありました。

 

 

おかげで2日間合計で、延べ602組824名のご来場をいただきました。ご来場いただいたお客様、お二方、誠にありがとうございました。

 

個別の相談も2日間で延べ103組いただきました。相談内容の内訳は下記の通りです。

 

 1位 空き家の売却相談 ・・・15組
 2位 空き家の利活用相談 ・・・14組
 3位 老後の資金相談 ・・・13組
 4位 墓じまいの相談 ・・・13組
 5位 税理士への税務相談 ・・・10組
 6位 司法書士への相続相談 ・・・ 9組
 7位 老人ホームへの資金、施設相談 ・・・ 9組
 8位 弁護士への権利・トラブル相談 ・・・ 6組
 9位 遺品整理・片付け相談 ・・・ 5組
10位 空き家の維持管理相談 ・・・ 5組
11位 リバースモーゲージへの相談  ・・・ 4組

 

こう見ると、一口に空き家問題と言っても多種多様であることがわかります。1位と2位に関しては、既存空き家をどうしたらよいかという問題ですね。

 

しかし、3位以降の多くは将来実家が空き家となる恐れに付随する問題であり、いわゆる空き家予備軍と言われている問題です。

 

親自身もしくは子が将来老人ホームに入所するのにあたり、生活費も含め資金をどう工面するのか、相続人同士の権利関係について、地方にあるお墓を親が亡くなった後どうするのか、現在親を施設に入れており空き家となっているが、亡くなった後の遺品整理や片づけをどうすればよいか、などなどです。

 

2日間とも午後は「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」という映画上映だったのですが、その解決策のヒントが隠されていました。

 

物語は、葬儀屋に就職した青年が主催する終活フェアで、ある夫人と出会うのですが、話を聞いたご主人は生きているうちに死んだ後のことを考えて活動するのは縁起が悪いと猛反対。そのご主人が徐々に心境が変化していく過程をコメディー風に描いています。

 

 

上映会では、参加していた奥様よりもご主人側の方が泣いていました。興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

必要なのはご夫婦間でよく会話し、生きがいを共有すること、そして残された家族に迷惑をかけないよう、ご自身で人生を終えるための準備をしておくことが大切だと感じました。

 
 
 

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