【フラット35】8月適用金利は上昇





8月1日に住宅金融支援機構(東京都文京区)から発表された、民間金融機関が提供する【フラット35】の
2017年8月適用金利は、21年~35年固定金利が引き上げになりました。

借入期間21年以上(融資率9割以下)の金利は、年1.120%(前月比0.0320170801-10%)~1.690%(同0.050%上昇)。
取扱金融機関が提供する金利で最も多い金利(最頻金利)は、年1.120%(同0.030%上昇)と、金利が上昇しています。

借入期間が20年以下(融資率9割以下)の金利は、年1.040%(同0.010%上昇)~1.610%(同0.03%上昇)。
最頻金利は1.030%(同0.010%上昇)と、3ヵ月連続で上昇しています。

10年から20年の中期間は0.01%の上昇、21年から35年の長期は0.03%の上昇という結果になっています。

「フラット35」の金利を決める重要な指標は、住宅金融支援機構が毎月発行する住宅金融支援機構債権
の利率です。
2017年8月の「フラット35」の金利の重要指標となる、第123回住宅金融支援機構債券の利率が7月20日
に発表されましたが、その利率は、0.46%と先月の0.44%から0.02%引上げられています。
この0.02%上昇分は、7月は20年以下の金利を上げて対処しましたが、8月は多くの人が利用する35年の
金利を上げて対処しているようです。

各社の住宅ローンを検討するにあたり、、もっとも重要な要素は【金利】です。


もちろん、住宅ローン借入れにあたり必要になる諸費用やサービス面も無視できません。
しかくどんなに魅力的な特典が付いていたとしても、数千万円という大きな借り入れとなる住宅ローン
ゆえ、0.1%でも金利が高ければ高いほど、0.1%ほどの金利差でも結果的に数十万円~数百万円の
大きな違いに顕れてきます。


今後の住宅ローン金利予想


○ 変動金利

変動金利は、しばらくの間金利に変化がないと予測されます。
2016年5月に金利引下げがされてから、もう1年以上変化しておりません
(住信ネット銀行のみ2017年6月に0.444%に引き下げ)。

一般的に、住宅ローン金利は固定金利の金利変化が変動金利の金利変化よりも先行します。
固定金利が急激に動き出すと、変動金利も後から引っ張られるように金利調整がされます。
つまり、固定金利が大きく下がっていれば変動金利も下がる見込みがあると言えます。
しかし、残念ながら金利は大きく下がりそうな材料がありません。

なお、変動金利は、毎年4月と10月に更新が行われます。
今年10月の更新では、現在のところ金利の据え置きとなる見込みです。
来年2018年の4月までは、現在の金利で変化がないと予想できます。

○ 固定・フラット35

固定金利は、国債の金利を基準にして金利が上下します。
変動金利と違い毎月金利が更新されることから、借り入れのタイミングが非常に重要になります。
借り入れ時期が1ヶ月遅れるだけで、金利が0.1%上がってしまい、数十万円の損失になる、と
いうこともありえます。

住宅ローンの借り入れにおすすめなタイミングは、国債金利が0%付近に下がったタイミング。

金利が上がりすぎたり、下がりすぎると、日銀が主導で0%になるようにコントロールしていますので
7月13日に国債の買い入れ額を増額すると発表しました。
日銀が国債をたくさん買い入れることで、金利の引き下げが期待されます。

○ 長期間の返済ならフラット35を選びましょう

新しくマイホームを購入する方、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利で安く借りられる
フラット35がお勧めです。
その返済期間の目安は、20年以上の返済期間。

通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が異なります。
ただし、固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切なポイントになります。
住宅ローン金利が下がっている今だからこそ、フラット35の借り入れがしやすい時期ともいえるでしょう。
ただし、フラット35では団信(団体信用生命保険)は任意加入のため、団信を利用する際は0.3%の金利上乗せと
なります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加になります。

なお、フラット35の借入金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利が適用になります。
住宅ローンは申し込み手続きや審査などで、どんなに急いでも申し込み~融資実行まで、1ヶ月程度の時間が
かかります。申し込みと手続きは、できるだけ早めに進めておきましょう。

金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額を比較して住宅ローンのプランを決めましょう。

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