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大阪北部地震で起きたブロック塀の倒壊を考える
(2018.06.30)

6月も終わります。本来は梅雨真っ只中のはずですが、今週は晴れが続きました。気温も高く、蒸し蒸しするとのこと。しっかりと水分を補給して過ごしてください。

 

さて、先週末ある講演会に呼ばれて大阪まで行ってきました。
行くまでは、先週発生した大阪北部地震の影響が多少なりともあるのかなと心配していましたが、大阪駅周辺は家族連れやカップルで賑わい、いつもの光景でした。

震源が大阪北部の高槻市あたりと、どちらかというと京都寄りの方だったので新大阪駅周辺にも相当古い建物があるのですが、見た限りでは目立った影響はあまり見られませんでした。

それでも、大阪府で最大震度6弱以上の揺れを観測したのは初めてとのことで大阪北部を中心にさまざまな被害が出ています。

消防庁の集計では、22日現在で大阪府内で死者5名、2府5県で負傷者406名(うち重傷者9名)、住家の全壊1棟、半壊34棟、一部破損3,381棟、
火災発生件数は、大阪府と兵庫県で8件が確認されているとのことです。

 

被害に遭われた方々のご冥福と回復、1日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

痛ましかったのは、ある小学校のプール沿いのブロック塀が倒れ、登校途中の小学生の女の子が下敷きになり死亡した事故です。

プール沿いというのは、児童たちの声が漏れないようにすることと、外部からの視線がいかないようにとの配慮から、40年以上も前に、高さを増築したらいしいのですが、現在では完全に違法です。

全国に同様のブロック塀は多数あり、急に各都道府県が調査を開始し、今後は徹底指導がされるとのことです。しかし、公共の建物であれば行政自身がお金を出して改善すると思いますが、私有物だとそうはいきません。

 

 

昨日、こんな相談事例がありました。
購入しようと思っている境界の塀が、ブロック塀で高さが約2mあり、隣地との共有物となっているとのこと。

現建築基準法では、高さが1.2m以上のブロック塀は安全とはみなされず、高さを1.2m以下にカットするか新たな安全な塀に造り直さないと、建物自体の建築確認申請が認可されません。

 

そこで、相談者は共有となっている隣地所有者に、老朽化したブロック塀の解体と新規やりかえ費用は全額自分が負担しますからとお願いしたそうです。

ところが、隣家はどうしてそちらの都合でやり直さなければいけないのかと怒って取り合ってくれなかったそうです。しばらく交渉はしましたが、結局は隣家がそういう人だと今後住み続けられないと、購入はあきらめました。

 

何と理不尽な事かと憤慨しました。
公共建物だけでなく私有物に対しても調査を実施し、安全を確認できなければ行政が指導すべきだと思います。

 

今後必ず起きる大地震に対して、行政は遠慮すべきではありません。

 

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