【フラット35】12月適用金利は、国内長期金利上昇の影響から金利が上昇

35年以下の【フラット35】金利が0.07%上昇

住宅金融支援機構(東京都文京区)が12月1日に公表した、民間金融機関が提供する【フラット35】の
2016年12月適用金利で、融資率9割以下で35年以下の【フラット35】金利が0.07%上昇しました。

融資率9割以下で返済期間21年以上35年以下の金利幅は1.100%(前月比+0.070%)~1.650%(同+0.070%)。
最頻金利は1.100%(同+0.070%)となっており、11月とは逆に金利が上昇しています。

融資率9割以下で返済期間20年以下の金利幅は1.030%(同+0.100%)~1.580%(同0.000%)。
最頻金利は1.030%(同+0.100%)と上昇しています。

融資率9割超の場合は以下の金利になります。
返済期間が21年以上35年以下の場合の金利幅:年1.540%(同+0.070%)~年2.090%(同+0.070%)。
最頻金利は1.540%(同+0.070%)で上昇しています。
返済期間が20年以下の場合の金利幅:年1.470%(同+0.100%)~年2.020%(同+0.100%)
最頻金利は1.470%(同+0.100%)で上昇しています。

これは、アメリカの長期金利が上昇し、この金利上昇に伴い日本の長期金利も上昇傾向に転じたためです。
長期金利は、長期固定タイプの住宅ローン金利に影響を与える重要指標になります。
よって、長期金利の上昇は住宅ローン金利にも影響することになります。

中古住宅で使える【フラット35 リノベ】も承ります

金利政策に左右される住宅ローン金利ですが、しばらくはこのように小幅に変化する傾向が続く可能性が
高いと想定されます。2016年10月から【フラット35】をお申込みの方が性能向上リフォームにより住宅性能を
向上させた中古住宅を取得する場合、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる【フラット35 リノベ】も
承っております。お問い合わせはお気軽に、どうぞ。

関連記事