相続対策で賃貸住宅

隣地活用の新たな選択。賃貸アパートという答え 東京Y様

今回のお施主様は、自宅横の敷地に賃貸アパートを完成させたY様。


ネクストアイズの有料住宅コンサル「家づくり仲介システム」を利用して、セキスイハイムとともに建てたアパートづくりの舞台裏を三者が語ります。

自宅横の土地を将来への〝備え〟として活かす

栗原 「Yさんと初めてお会いしたのは2007年、東京ビッグサイトで当社が主催した【住宅フェア】だったと記憶しています。最初はご自宅の建て替えについてご相談をいただき、それが終わった後に『自宅の横にある土地を有効活用したい』というお話をいただきましたね。」

Y様 「そうでした。隣地は父から相続した敷地で、長らく駐車場にしていましたが、どうにも活かしきれていない気がして。将来への備えとしてアパートの建設を考えるようになったのですが、規模や賃料、プランなど判断が難しいところも多く、まずはネクスト・アイズに相談しようと思ったんです。」
栗原 「そこからエリアの市場性や賃貸需要を整理し、ご意向に沿った方向性を一緒に探っていきましたね。
Yさんの土地がある地域では3階建ても可能ですが、建築コストや将来のメンテナンスリスク、収支バランスを総合的に見て、私は2階建てを提案しました。」



Y様 「土地が広く、前面道路も十分にあるので鉄骨ラーメンユニット工法の2階建てアパートがスムーズに建てられるというご提案でしたね。栗原鉄骨ラーメンユニット工法は、品質の安定性や短工期、耐震性などが特徴です。施工面の相性や将来的な運用管理まで含め、長く安心して保有できると考えたんです。」

市場調査を起点に導いた賃貸4戸という最適解

Y様 「建物の規模や間取りも、的確にご提案いただきましたね。」

栗原 「当社は提案の前に、必ず複数の大手管理会社に依頼して周辺エリアの賃貸市場を調査しています。その結果をもとに、単身者よりもDINKSやファミリー層向けのほうが安定的な需要が見込めると判断し、2階建て4戸(1LDK×2戸+2LDK×2戸)という構成をご提案しました。」


写真:施主Y様 「この人たちとなら、と思えたんです」



Y様 「当初は利回りの高さから単身向けがいいのではと思っていましたが、データに基づいた説明に納得感がありました。」

栗原 「その後の設計提案では、将来的な入居ターゲットの変化にも対応できるようにという視点を大切に、3社ご紹介しました。選定の基準は、銀行からの信頼が厚く、鉄骨ラーメンユニット工法に対応できる企業であること、です。その3社コンペからセキスイハイムを選ばれました。」

安心と信頼で選んだのがセキスイハイム

齊藤 「コンペのお話をいただいた時点で、必要な情報が非常に整理されていて、Yさんのご要望も明確でした。栗原さんが要件や管理会社の意見をまとめてくださっていたおかげで、我々としてもとても提案しやすかったのを覚えています。」


栗原 「Yさんのご判断が早く、スピード感があったことも、このプロジェクトを円滑に進める大きな要因だったと思います。」

Y様 「セキスイハイムさんの提案は明快で、私の想いに真摯に応てくれた印象がありました。」
写真左:コンサルタント 栗原 浩文「一番いい選択を一緒に探すのがミッションです」
写真右:建築会社 齊藤 植皇「Yさんの言葉にまっすぐ応えたくなりました」




齊藤 「当社のユニット工法による短工期や高いメンテナンス性、空間の有効活用などもご評価いただけたと感じています。また、当初から2階建てをご提案していたこともさんに安心感を持っていただけた理由のひとつだったかもしれません。」
Y様 「他社は3階建てを提案する中、セキスイハイムさんは一貫して2階建て。そこがこちらの想いと合致していたのと、工期の短さや建物としての耐久性の高さ、齊藤さんのお人柄も最終的な決め手でした。」
写真  エリア特性や市場調査を踏まえ、収益性と空室リスクのバランスが良好な「2 階・家族向け」を採用。 


判断材料を整理して施主の決断を支えたネクスト・アイズと、敷地に最適な 2 階建て提案で選ばれたセキスイハイム。信頼を軸に、丁寧に積み重ねたプロセスこそ、今回の成功の土台。

「建ってからが本番」だからこそ、管理会社の選定が要に

栗原 「実際、賃貸経営の成功を左右するのは、建物完成後の運用です。私は当初、空室リスクを抑えられるサブリース方式も選択肢として提案しましたが、Yさんは終始一般管理がいいとのご意見でしたね。」



Y様 「そうですね。父から相続したもうひとつのアパートの管理経験もあり、『一般管理で十分やっていける』と考えていました。そこは揺るぎませんでしたが、栗原さんからサブリースという方法もあると教えていただき、選択肢が広がりました。」
写真:1 階が 1LDK、2 階が 2LDK の計 4 戸。




栗原 「サブリースは安定した収入を見込める一方で、収支の自由度が低くなる面があります。Yさんのように運用経験があり、資産として長期保有を見据える方には、結果的に一般管理の方が合っていると、やりとりをする中で私も思いました。」

Y様 「その過程で、複数の管理会社にヒアリングしていただき、管理費や対応範囲、修繕体制、入居対応などを一覧にまとめていただけたのは、すごく参考になりましたよ。」


栗原 「我々は常に「最終判断は施主ご自身で」という姿勢を大切にしながら、判断に必要な材料を整理し、比較しやすくご提供する役割を担っています。他社と比較しても、複数の住宅会社・管理会社からの提案を並列で検討できるのは、当社ならではの強みだと自負しています。」
写真 各住戸にウォークインクロゼットを設けるなど収納スペースを充実させ、対面式キッチンや室内物干しの設置など暮らしやすさに配慮した仕様となっている。





Y様 「おかげさまで、完成したアパートは竣工してすぐに入居者が決まり、その後空き室の期間がほとんどなく、運営は順調です。ネクスト・アイズさんは相談の段階から今まで、常に〝こちら目線〟で考えてくださるので頼もしい。信頼できる伴走者に出会えたことが、何より大きな財産だと思っています。」

賃貸経営における管理形態の選択

①選択肢






一般管理(集金代行)サブリース
・賃料設定の主導権あり・空室保証あり
・柔軟性が高く収益性の調整も可能・契約期間や更新制限あり




②Y様の想い


「立地はいい。サブリース不要では?」


③判断材料を揃えて比較・検討


ネクスト・アイズのサポート
●複数の管理会社を比較紹介
●想定家賃、管理料、対応範囲を可視化
●Y様の方針に沿って助言


④最終結論


一般管理方式を選択
●大手賃貸管理会社・ハウスメイトを採用 (収支バランスと信頼性を評価)
●月額固定管理費+修繕費積立方式 (透明性のある運営)
●入退去時のトラブルも想定内で、リスク管理も万全
物件名
Y様邸 賃貸アパート
構造工法
鉄骨ラーメンユニット工法
設計
セキスイハイム
施工
セキスイハイム(管理含め)
住宅コンサルタント
栗原 浩文
取材・原稿 冨部 志保子さん
撮影 杉浦 章浩さん

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