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コロナも「5類」へ 景気回復の最高のシナリオとは…

1月も最終日、明日から2月です。早いですね。先週は10年に1度という急な寒波到来で、国内は大パニックでした。しかし、大雪が降るのは決まって2月の初旬。まだ気が抜けませんね。

 

さて、心配されたコロナの感染者ですが、最近は落ち着いています。メディアが騒がなくなったせいなのか、みなさん慣れて検査に行かないのかインフルエンザの方が強いのか、急激に感染者の数が減少しています。このタイミングで、コロナがインフルエンザと同様「5類」に下げることが先週決定されました。期日は5月8日からだそうです。GW後というのは、医療機関に配慮したのでしょうか。

 

この決定に賛否両論ありますが、今後はマスク着用も検査も医療機関への受診も自己判断。緊急事態宣言による外出自粛要請はもちろんのこと、飲食店などの営業補償もなくなり、全ては自己責任だということです。3年にも及ぶコロナ狂騒曲でしたが、これでひとまずは終止符。今後は経済活性化に向けて、大きく国は舵を取るということだと思います。

 

昨年から景気の回復には、コロナの収束、ウクライナ情勢の解決、物価の安定、実質賃金の上昇の大きく4つが解決することが必要だと話してきました。うち1つが解決し、残りの3つが解決すればいいわけです。

 

ウクライナ情勢については、いずれ解決すると思います。また、勃発後の各国の慌てぶりも、慣れたせいか現在はありません。物価は変わらず上昇傾向ですが、実質賃金がそれ以上に上回れば、「よいインフレ」に変わると思います。実質賃金の上昇は、まずは4月のベースアップです。中小企業は心配ですが、ユニクロでお馴染みのファーストリテイリングの最大4割の賃上げを筆頭に、多くの上場企業が過去最高となる大幅なベースアップを検討しています。

 

バブル崩壊後、上場企業は貯めこんだ内部留保が500兆円もあるそうですから十二分に活用できるわけです。中小企業にはうらやましい限りです。しかし、上場企業の給与が上がれば、消費が上向き、いずれは中小企業にもその恩恵がくるわけですから、まずは期待するしかありません。

 

さらには、6月のボーナス。なかなか固定給を大幅に上げることははばかれても、利益が上がっている企業は世論を背景に、それなりのボーナスを支給せざるを得ないと思います。したがって、消費が上向き、景気が上昇するのは夏以降だと考えられます。コロナ問題も収束し、海外からのインバウンドも復活、内需も拡大し、景気は上昇気流へ。

 

最高のシナリオですが、そううまくいかないのが世の中ですね。今は辛抱ですが、期待するしかありません。

 
 

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