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ご夫婦2人となった家族の住みやすさを追求したリノベーション/東京都世田谷区

ご夫婦2人となった家族の住みやすさを追求したリノベーション/東京都世田谷区
脈々と受け継がれていく親と子の縁があり、新しい出会いがあり、誕生がある。
ときには別れや、巣立ちもある。

時の流れとともに、かたちを変え、続いていく家族の生活。

そのステージである家も、ときどきによって、かたちを変えるのが自然なのかもしれない。
今回、リノベーションで新たなステージを手に入れられたY様夫婦のお宅にお伺いした。

出会いときっかけ 家が結んだ不思議な「縁」

Y様ご夫婦が住まいを新築したのは約15年前。1階にはY様のお父様の居住スペース、2階夫婦のためのLDKと寝室、3階は娘さん2人の部屋という2世帯住宅だった。1階玄関からお父様世帯へ、2階、3階へは 将来区分建物になるように、独立した階段が配された変則的な間取りだったという。

「独立階段にしたのは、もしかしたら将来賃貸併用住宅にするかもしれない、という考えもあったんです」

しかし上の娘さんがお嫁に行き、お父様が亡なったあと、Y様が求めたのは、いまの家族と今後も住み続けられる、ゆったり暮らしやすい家。

「ワンフロアで生活が完結することが希望でした。老後のことを考えて、バリアフリーであること、掃除やメンテナンスのしやすさも気になっていました」望む暮らしに合わせて家をどうしようか、と思ったときに、相談相手として選んだのがネクスト・アイズの小野氏だったという。

実は、小野氏とY様夫妻はこれが初めての出会いでない。15年前に新築を建てたときのハウスメーカーの担当が小野氏だったのだ。

「家を建ててからは年賀状のやりとりをするぐらいだった期間が何年かあったりして。でも、もう20年近くのお付き合いになるかしら」と奥様。「最初に住宅展示場で、小野さんと目が合っちゃったんだよな。で、独立したって聞いてね」とご主人がいたずらっぽく笑う。家のことを知っているから、という以上に、お二人が小野氏に信頼を寄せているのが伝わってくるやりとりだった。
ご夫婦2人となった家族の住みやすさを追求したリノベーション/東京都世田谷区
1.エレベーターは既存のものを残し、内階段で使い勝手を向上。奥のドアは階段下収納。
2.日当たりのいいリビング。畳スペースをステージにして歌う、お孫さんたちとの時間も愉しみのひとつだという。
3.ご両親から引き継ぎ、丁寧に修繕された桐箪笥が、Y様の「もの」に対する姿勢を語る。和の家具と、洋風の内装が不思議にも違和感なく馴染んでいる。
4.小上がりになっているリビング畳スペースの下は収納。大容量で、かさばるお孫さんのおもちゃもここへ。

複数のパターンから可能性を探る家づくり

そうしてY様夫婦と小野氏の打ち合わせが始まったが、最初からリノベーションのみを前提としてプランが練られた訳ではない。希望に沿って、提示されたのは以下の3パターン。

1・増築も含めた大規模なリノベーション
2・建物の外枠を変えず、間取りの組み替えで現在の不満を解消するリノベーション
3・新築建替え工事を行った場合

複数の設計事務所にプラン提案を受け、資金計画を検証した結果、2のリノベーションに決定したという。小野氏から1~3のそれぞれの工期・費用はもちろん、メリットとデメリットが分かりやすくまとめられた一覧が提示された。リノベーションに絞らず、基本計画に時間をかけたことにより、「明確な間取りがイメージできるようになりました」と奥様。最終的に奥様のプランが採用になったそうだ。

プランに基づき、2社の工務店から見積もりを取得した結果、大槻工務店が選ばれた。インテリアなどの詳細設計、大槻工務店から紹介された設計士が担当した。

クラシックなデザインに利便性が宿る住まい

もともと重量鉄骨造だったY様邸。木造と違い耐震面の不安がなかったため、内部をオールスケルトンにして間取り変更を行った。具体的には、独立階段を廃し内階段を新設、1階に主寝室と広々としたウォークインクロゼット、ご主人の書斎を新設した。テーブルと椅子が置けるほどゆったりとられた三和土に、ガラスブロックからの光が柔らかく差し込む。

2階は水回りとLDKを集約し、パブリックスペースとしての機能を果たす。リビングとダイニングをあえて独立させているのは、「食事の時間は大切にしたい」というY様の考えを反映したもの。リビングには明るい窓際に畳スペースをとり、腰かけたりちょっとしたうたた寝にも気持ちよさそうだ。畳スペースの壁はもともとアールになっており、曲線が部屋の居心地のよさにひと役かっている。畳をアール型にするのなかなか難しく、そこも工務店の腕の見せどころ。なんでもないことのように大槻工務店・渡邊さんは説明するが、技術力を駆使してY様の希望に応えた成果が、家の随所に窺えた。

ダイニング、ダークな色の腰壁とドア枠、ビクトリア調のクロスなどクラシックなデザイン。まるで晩餐会のような改まった空気を感じさせる。ダイニングセットは、Y様のご両親が使っていたものを修理して大切に使っているそうだ。歴史ある家具ともしっくりなじむ重厚な雰囲気のなかにも、奥様が選んだというアンティーク調のランプが、団らんの場らしい温かみを添えている。ダイニングからは、飾りガラスで緩やかに仕切られた奥様のホビールームへとつながる。光を通しながら、ほどよくプライバシーを守ってれるつくりとなっている。

水回りの位置はそのままにし設備が一新された。キッチンは気持ちが明るなるようなペールピンク。バスも入れ替え、掃除がぐっとしやすくなったそうだ。また、収納の多さも今回のリノベーションの特徴のひとつ。1階、2階を通して随所に効果的に配された収納と納戸スペースで、すっきり美しい暮らしを実現した。
ご夫婦2人となった家族の住みやすさを追求したリノベーション/東京都世田谷区
5.アール・ヌーヴォー調の華麗なステンドグラスを、ブラウンで引き締めたリビングドア。
6.「小野さんの印象…穏やか、かしら」と奥様。「相談しやすいんだよな」とご主人。3人の間にはなんともほのぼのとした空気が流れる。
7.Y様邸外観。外壁等はもとのまま、断熱性を向上した。

家をつくることはライフスタイルをつくること

Y様邸には、リノベーション工事を終えたばかりの家とは思えない、趣きと歴史を感じさせるところがある。それは、ダイニングのテーブルと椅子をはじめとして、桐箪笥など、親の世代から引き継いだ家具が自然に置かれているからかもしれない。ただ古いというのでな、修繕して美しく蘇らせ、大切に使う。もともといいものだからこそ、それが叶う。

家づくりも同じだ。いいものを、より便利に、今の家族の暮らしに合わせたかたちに変えながら引き継いでいく。小野氏はじめ、家づくりに関わった人々がY様夫婦のバックボーンや暮らし方をしっかり汲み取った成果だろう。家づくり人生そのものをつくることに限りなく近い、ということを今回、実感できた。

物件概要

物件名東京都世田谷区 Y様邸
家族構成ご夫婦+娘さん
建築面積68.22坪(225.52m²)
延床面積65.01坪 (214.91m²)
構造工法重量鉄骨増
本体価格1,000万円台(本体施工費)
設計大槻工務店
施工大槻工務店
住宅コンサルタント小野 信一(ネクスト・アイズ株式会社)
取材・文/丸石 綾野 撮影/田原 直
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